審神者カードカウンセリング

さいじょうゆか

取得免許

幼稚園専修免許/小学校専修免許/中学校専修免許(音楽)/高等学校専修免許(音楽)/認定心理士(取得中)

経歴

大学を卒業後、小学校教諭として勤務。その後、大学の非常勤講師として勤務

わたしが思うこと

自分自身が子育てで苦労したときに一番思ったのは、「話を聞いてほしい」「しんどいことを聞いてほしい」ということでした。
具体的なアドバイスも欲しいけど、それより、とにかく自分のしんどいこと、困っていることを、ただただ聞いてほしいという気持ちでいっぱいでした。でも、そんな場がなかなか見つかりませんでした。
本当の悩みって、なかなか身近な人に言えないのかもしれません。家族でもなく、友達でもなく、、、かといって、役所に相談したり病院へ行ったりするような内容でもないし。

でも、話す相手は誰でもいいわけじゃなくて。

ちゃんと聞いてくれる人、信頼できる人、自分をわかってくれる人、、、じゃないと話しづらい。そんな「ちょっと話を聞いてほしい」と思っている人たちが、授業後や休み時間に私と少し話をすることで、ちょっと気持ちが楽になったり前向きになれたりするのかもしれません。

それは、ママ友も同じで、「家族のことってなかなか話せないよね」とか「信頼できる人じゃないと言えないよね」とか。私が逆の立場でも、同じように思います。相手は誰でもいいわけではなくて、誰に話すか、誰に聞いてもらうか、選択しているなと。

今の仕事柄、たくさんの子ども、学生、保護者の方と出会いお話しする機会が多くありました。その経験から、なんとなくその人のことがわかるというか感じるというか、、、どんなことを聞いてほしいと思ってるのか、とか、どんなことを(私に)言ってほしいのか、とかがわかるような気がします。「聞いてくれてありがとう」「もっと話したかったな」「気持ちが楽になった!」と言って、表情が緩んで帰ってくれることがとてもうれしいです。

先日、数人の友達と集まった時に「こんなこと(カウンセリング的なこと&審神者カード)を仕事にしようと思ってるんよ」という話をしました。すると、「(子育てが終わったママ)子育ての辛い時期に話聞いてほしかった!」「そんな場所、ほしかったなぁ」「(障がいをもつママ)いっぱい聞いてほしい人いると思う。私もそうやったし。」「家族には近すぎて言われへんけど、安心して相談できる人に聞いてほしいと思うことあるよなぁ」などと話してくれました。

私自身もまだまだうまくいかないこともあって、悩み中です。自分もまだ壁にぶつかることがあるからこそ、カウンセリングに来られる方の気持ちも悩みもわかるんだと思います。そして、私自身が経験したことが、1つでも誰かのお役に立つといいなと思っています。