ココハル日和

2024/03/22
知らなかった…

先日、我が子の卒業式でした。

いつも行事については詳しく教えてくれないのですが、

最後の卒業式も詳しいことは何も教えてくれず…(笑)

会場の椅子に座り、入場を待ちながらこの6年間を思い出していると、

ふとそばに、亡くなった父を感じました。

入学式の時、とても愛おしそうに何枚も写真を撮っていた父。

大好きな孫の卒業式を見に来たんだね。

 

 

卒業証書授与のとき、みんな舞台の上で自分の夢を言うみたい。

サッカーや野球の選手、お花屋さんやシェフなど、昔からある憧れの職業もあれば、

ユーチューバーやゲームクリエーターなど、今どきの職業も🌟

そして、頼りにされる人になりたい、尊敬される人になりたいなど、「○○な人になりたい」っていう素敵な夢もたくさんありました。

 

我が子はどんな夢を言うんだろう…

何も知らされていないのでドキドキ楽しみな私。

 

「建築家になりたいです!」

 

えー!

全然知らなかった!

いつから思ってたんだろう…

何がきっかけだったんだろう…

どんな建物を建てたいんだろう…

もうね、質問が山盛りでした(笑)

 

 

我が子二人は、いつも私の思う範囲を越えてきます。

考え方にしても、やることにしても、ぜんぶ私の想定をはるかに越えてきます。

だから、驚くことも、混乱することも、予定通り進まないことも…

些細なことから大きなことまで、いつも「え!?」ってなる。

そりゃそうか。

私が想定できることって、私のこれまでの経験がもとになっているだけだから。

広い世界から見れば、私の経験ってほんの少し。

だから、はるかに越えて当然と言えば当然。

 

 

父がよく言ってました。

「自分が想像できる範囲のことをする子どもなら、自分と同じだけにしか育たないよ」

「自分を越えていくように、おっきくおっきく育てたらいい」って。

 

なぜか父を感じた卒業式。

大切なことを思い出せました🌸

少しはおっきく育ってるかな…