ココハル日和

2024/03/15
嫌なことを断るって

友だちが仕事で頼まれごとをしたんだって。

しかもね、来年以降の大きなプロジェクトへのお願いごと。

 

お願いされたとき、

ほんとはやりたくない。

でも、自分がやらないとみんなが困るから。

でも、やっぱりそのことを考えるとしんどい。

でも、やらないとどうなるんだろ。

 

でも、でも、でも…って思考が堂々巡りでどんよりしたんだって。

 

そうだよね…

自分が断ったら、

迷惑かけてしまうな。

このあと誰かやってくれる人いるのかな。

協力しない嫌な人って思われないかな。

まじめだから、いろんなこと考えてしまう。

 

 

何日も考え続けて…出した決断は「断る」。

その頼まれごとを「やったときの気持ち」と「やらなかったときの気持ち」を想像してみると、「やらなかったときの気持ち」の方が圧倒的に軽かったんだって。

 

だから、勇気をふりしぼって後日お断りしたけれど、

案の定、断っても断ってもお願いされ続けて、それでも断り続けて…

最後は受け入れてくれたけど、とても気まずい雰囲気になってしまった。

その夜は、これでよかったんだろうか、やっぱり引き受けた方がよかったんじゃないか、嫌な雰囲気になってしまったし、っていろいろ思ったそう。

でも、夜が明けて落ち着くと、

「これからはもうそのことで悩まなくていいいんだって思ったら、ものすごく心も身体も軽くなったの💕」って。

日がたてばたつほど肩の荷がおりて楽になっていって、「断ってよかった~💕」って。

 

勇気出して断って、ほんとよかったね…

 

もしね。

断らず受け入れていたら、そのときは「ありがとう」「助かったよ」って感謝されるかもしれないし、いい雰囲気で話が進むかもしれない。

でも、この先もずーっと「あのプロジェクト、どうしていこうか」って頭の片隅にあって、毎回そのことを考えるたびにどんよりしてしまう。

 

 

ほんとはやりたくないってわかっているけど、それでも断ることができないっていう人、いると思う。

私もそんなところあるしなぁ(笑)

「一時的な嫌な想い」か「ずっと続く嫌な想い」か…

ずっと頭の片隅にどんよりとしたものがあるのは、なんだかもったい。

 

 

「嫌なことを断る」って「自分を大切にする」ってこと。

友だちのお話を聴いて、あらためてそう思いました。

 

今、お返事に迷っていることがあるなら、ヒントになるといいな🥰