聴いているようで、実は自分の心を聴いている。
そんな気づきを通して、自分をやさしく整えるお話です🌟
数年前、仕事仲間との何気ない会話で、
ちょっとしたすれ違いがありました。
「この資料、〇〇だよね」
相手はただ軽い気持ちで言った一言だったのに、
そのときの私は少し疲れていて、
「私の資料、だめなんだ」「責められた」と感じてしまったんです。
でもあとから話してみると、
まったく違う意図だったことが分かりました(笑)💦
その瞬間、ハッとしてね…
――あぁ、私、人の言葉を、今の自分の心の状態で、
“聴きたいように”聴いていたんだな、と。
同じ出来事を見ても、感じ方は人それぞれ。
友人が忙しそうにしている姿を見て、
「避けられてるのかも」と感じることもあれば、
「きっと今が頑張りどきなんだな」と思うこともある。
どちらも“現実”ではなく、自分の心のフィルターを通した“解釈”
人は結局、世の中を
「見たいように見て」「聴きたいように聴いている」
それは無意識のうちに起こっていて、
ときに誤解や勘違いを生むけれど、
同時に「いまの自分を映し出す鏡」にもなっています。
外の世界は、内側の心を映すスクリーンのようなもの。
優しい気持ちでいるときは、世界も人もやさしく見えるし、
心がとがっているときは、何気ない言葉にも棘を感じてしまう。
見たいように見る。
聴きたいように聴く。
それは、私たちが無意識にしている“心の習慣”。
でも、その習慣に少しだけ意識を向けてみたら、
人との関係も、日常の景色も、
もっと温かく、穏やかに変わっていく気がします。
💫
「見え方」も「聴こえ方」も、
いつだって“あなたの心”が決めている。
少し意識して、今日一日を過ごしてみるといいかも♡
