先日、我が子の卒業式でした。
いつも行事については詳しく教えてくれないのですが、
最後の卒業式も詳しいことは何も教えてくれず…(笑)
会場の椅子に座り、入場を待ちながらこの6年間を思い出していると、
ふとそばに、亡くなった父を感じました。
入学式の時、とても愛おしそうに何枚も写真を撮っていた父。
大好きな孫の卒業式を見に来たんだね。
卒業証書授与のとき、みんな舞台の上で自分の夢を言うみたい。
サッカーや野球の選手、お花屋さんやシェフなど、昔からある憧れの職業もあれば、
ユーチューバーやゲームクリエーターなど、今どきの職業も🌟
そして、頼りにされる人になりたい、尊敬される人になりたいなど、「○○な人になりたい」っていう素敵な夢もたくさんありました。
我が子はどんな夢を言うんだろう…
何も知らされていないのでドキドキ楽しみな私。
「建築家になりたいです!」
えー!
全然知らなかった!
いつから思ってたんだろう…
何がきっかけだったんだろう…
どんな建物を建てたいんだろう…
もうね、質問が山盛りでした(笑)
我が子二人は、いつも私の思う範囲を越えてきます。
考え方にしても、やることにしても、ぜんぶ私の想定をはるかに越えてきます。
だから、驚くことも、混乱することも、予定通り進まないことも…
些細なことから大きなことまで、いつも「え!?」ってなる。
そりゃそうか。
私が想定できることって、私のこれまでの経験がもとになっているだけだから。
広い世界から見れば、私の経験ってほんの少し。
だから、はるかに越えて当然と言えば当然。
父がよく言ってました。
「自分が想像できる範囲のことをする子どもなら、自分と同じだけにしか育たないよ」
「自分を越えていくように、おっきくおっきく育てたらいい」って。
なぜか父を感じた卒業式。
大切なことを思い出せました🌸
少しはおっきく育ってるかな…