「私たちは、生まれた瞬間から“余命”を生きている」
ってききました。
そっか…
初めて「余命〇〇です」という言葉を耳にしたのは、父の病気がわかったときでした。
ガンを患い、放射線治療も、お薬も、できることはたくさんしました。
けれど病気の進行は止められず、ある日、医師から
「もう手の施しようがありません」と伝えられました。
そのとき、父はこう尋ねたのです。
「あと、どれくらい生きられますか?」
きっと、自分に残された“時間”を知りたかったのだと思います。
医師のこたえは、
「…余命は、3か月です」
さすがの父も、言葉を失っていました。
-あと3か月。
じゃあ何をしよう。なにができる?
やりたいことをやろう。食べたいものを食べよ。行きたいところに行こ。
家族でそんな話を重ねながら、私たちは初めて「命の時間には限りがある」ということを、リアルに感じたのです。
でもね、余命があるのは、病気になったときだけじゃない。
私たちはみんな、生まれたその瞬間から“限りある命”を生きてる。
見えていないだけで、誰の命にも終わりはある。
だからこそ、「今」
食べたいものを食べよ。
逢いたい人に逢おう。
いっぱいいっぱいやりたいことをやろう。
それが“あなたのための時間”の使い方。
それが“いま”を大切にするってこと。
「余命」って、ちょっと重く感じる言葉だけど、
見方を変えれば、それは“これからの大切な時間”のこと。
限りあるからこそ、
限られた時間を、あなたのためにつかっていけるように…🌟