ココハル日和

2025/06/20
命の時間をあなたのために

「私たちは、生まれた瞬間から“余命”を生きている」

ってききました。

そっか…

 

 

初めて「余命〇〇です」という言葉を耳にしたのは、父の病気がわかったときでした。

ガンを患い、放射線治療も、お薬も、できることはたくさんしました。

けれど病気の進行は止められず、ある日、医師から

「もう手の施しようがありません」と伝えられました。

 

そのとき、父はこう尋ねたのです。

「あと、どれくらい生きられますか?」

きっと、自分に残された“時間”を知りたかったのだと思います。

医師のこたえは、

「…余命は、3か月です」

さすがの父も、言葉を失っていました。

 

-あと3か月。

じゃあ何をしよう。なにができる?

やりたいことをやろう。食べたいものを食べよ。行きたいところに行こ。

家族でそんな話を重ねながら、私たちは初めて「命の時間には限りがある」ということを、リアルに感じたのです。

 

 

でもね、余命があるのは、病気になったときだけじゃない。

私たちはみんな、生まれたその瞬間から“限りある命”を生きてる。

見えていないだけで、誰の命にも終わりはある。

だからこそ、「今」

食べたいものを食べよ。

逢いたい人に逢おう。

いっぱいいっぱいやりたいことをやろう。

 

それが“あなたのための時間”の使い方。

それが“いま”を大切にするってこと。

 

「余命」って、ちょっと重く感じる言葉だけど、

見方を変えれば、それは“これからの大切な時間”のこと。

 

限りあるからこそ、

限られた時間を、あなたのためにつかっていけるように…🌟