あなたが「事実」だと信じていること。
もしかしたら、それはただの「解釈」かもしれない。
🔶昔の職場での出来事
就職して6年目くらいだったかな。
ある日、全員に配られるはずの書類が、
私にだけ配付されていなかったんです(泣)
しかもね、書類を配る担当者は、私がちょっと苦手な人…
なんとなくいつも怒っている感じの方で、そばにいるだけで心に棘が刺さるような。
🌀私の中で、ぐるぐる始まる
その瞬間、心の中ではぐるぐる妄想が始まりました。
・なんで、私だけ書類がないの?
・意地悪されてるのかもしれない、怖い…
・私、何か嫌なことしたかな?
・そういえば前にあいさつしたとき無視されたような…
・私、嫌われてるのかも…
考えれば考えるほど、不安で悲しくて、心が沈んでいく。
🔷実際の「事実」は…
でも、よく考えてみれば、本当の「事実」って何?
→「書類が配られていなかった」
ただそれだけ。
それ以外は、すべて私の頭の中でつくられた「解釈」なんだよね。
数時間後、その担当者から言われました。
「あ~ごめんね。書類、渡し忘れてたね!」
…はい、ただのうっかりミス(笑)
あのぐるぐるした感情はぜんぶ「私の想像(妄想)」(笑)
🌟人は「事実」に「解釈」をつけたがる
これは、人として自然な反応だと思う。
私達は、起こった出来事を「納得」させるために、自分なりの意味付け(解釈)をつけてしまう。
たとえば、こんなふうに…
【事実】書類がない
↓
【解釈】私のこと嫌いなのかも
↓
【納得】だから、私だけ書類がなかったのか!
この流れで、自分を納得させようとしちゃうんだね。
でも、その「解釈」って、ただの妄想かもしれない。
🌸事実と解釈を分けてみると…
「事実」と「解釈」を分けて見つめ直せるようになると、
起こる出来事の見え方が、ふっと軽くなる。
「その出来事が起こった」 = 「事実」
ただ、それだけ。
そう思えたら、こころが少し楽になる♡
それって、事実?
それとも、私の解釈?
自分に問うことで、悲しみや不安から自由になれるかも🌟